健康美をつくる為には
腸内環境を整え、
便通を良くすることが欠かせません。
便通を良くするのに効果的なのは、
食物繊維!ってことは、ご存じですね〜
食物繊維には
水に溶けない不溶性食物繊維と、
水を含んでねっとりとする
水溶性食物繊維があります。
不溶性食物繊維は、
私達の体から
毒素や老廃物を排泄するのに欠かせない、
良い便を作る為に
大きな役割を果たしています。
水溶性食物繊維は、
大腸内の腸内細菌によって、
短鎖脂肪酸に分解されます。
短鎖脂肪酸?
大腸粘膜のエネルギー源になり、
さらに腸壁から95%以上も吸収され、
生体機能の調節をしてくれるという、
嬉しい働きをしてくれる脂肪酸です。(^.^)
パプアニューギニアの人は
1日に10g未満しか蛋白質を摂らず、
タロイモ中心の菜食ですが、
成人男性は極めて筋骨隆々です。
これを見ても、短鎖脂肪酸が
いかに私達の体作りに役立っているか!
が、分かると思います。
具体的にその働きを見てみると、
�大腸からの水やナトリウムの吸収を維持してくれる
食物繊維の少ない食生活の人や、
抗生剤を常用している人は、
腸内の微生物が不足しています。
こういう状態の時は、
エネルギー供給が不足し、
水やナトリウムの吸収がうまくいかず、
下痢しやすくなります。
�大腸の持続性収縮を維持する
不思議なことに大腸は
空になっても、ある程度形を維持しています。
これも短鎖脂肪酸の働きで、
これがないと腸壁が緩んでしまい、
形を維持できなくなってしまいます。
�粘膜細胞の増殖を維持
短鎖脂肪酸は、
大腸だけでなく、
小腸の粘膜細胞の増殖も
盛んにしてくれます。
動物実験で短鎖脂肪酸が
粘膜細胞を増殖させ、
大腸や小腸の吸収能力が増加することが
明らかにしています。
短鎖脂肪酸が不足すると、
大腸や小腸の
粘膜細胞の供給が不足する為、
粘膜に隙間ができます。
そして、そこから細菌が
体に侵入しやすくなり、
病気にかかりやすくなります(;o;)
�消化管運動の改善
大腸はぜん道運動によって、
内容物を移動させていきます。
だから、便秘も改善します。
�大腸の粘液分泌を起こさせる
便がスムーズに排泄されるのは、
便の表面を粘液が覆っているから
粘液が不足すると、
便秘しやすくなります。
秋は、肺や腸が乾燥しやすい季節...
だから、風邪を引きやすくなったり
便秘になりやすくなってしまいます。
短鎖脂肪酸は、
カルシウムやマグネシウムの
吸収を助け、
膵液の分泌を高める働きもあります。
だから、腸の健康は
全身の健康につながります(^.^)
長くて難しかったかな〜(^_^;)
とにかく、秋は内臓を乾燥させないよう
気をつけてください(^_-)
水溶性食物繊維は、
蒟蒻芋100%のこんにゃく
寒天等に多く含まれています。
海藻類を意識して食べることで、
水溶性食物繊維がたっぷり摂れます。
毎日海藻をメニューに取り入れてくださいませ〜
2013年10月11日金曜日
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